美術
こんばんは、Clariceです。先日、書店でこのような素敵な本に出会いました。◇桜井輝子さん『配色アイデア手帖 世界を彩る色と文化』(2020)SBクリエイティブ株式会社一目惚れで思わず購入してしまいました。色の数値まで載っているので、ブログのカスタマイズ…
この門を過ぎれば なげきの市この門を過ぎれば 永遠の哀しみこの門を過ぎれば ほろびゆく命 いと高きもの 全能なるもの 永遠なるものを のぞけばこの門の前に ひれふさぬものなど どこにもいないこの門に入ろうとするものよ すべての望みを 捨てよ すべての…
こんにちは、Clariceです。 今日は色彩についてのお話を。というのも、11月に受験した色彩検定の2級に合格したのです(*'ω'*)8月くらいから、休日や仕事終わりの夜にこつこつ勉強していました。 参考書を買って、地道に問題を解くという、一番得意な勉強スタ…
フランス版バック・トゥ・ザ・フューチャーのような作品だった。 終始、お洒落なテーマソングが流れ、20世紀前半の芸術家が集うパリの街並みが心地よい。 この記事はおすすめしたい映画の紹介として、オチに関するネタバレなしで綴っていきたい。 ギル(オー…
「フランス絵画の精華 ルネ・ユイグのまなざし―大様式の形成と変容」 大阪市立美術館 (会期:2020年5月26日/火~8月16日/日) ※コロナの影響のため会期延長後のものを記しています。 ひさびさの美術鑑賞でした。 今の時期に行くべきか、と迷いましたが、予防…
佐藤賢一『黒王妃』集英社(2020) 彼女は死ぬまで黒衣を愛した──。 現代に続くファッションの礎を築いた王妃カトリーヌ・ドゥ・メディシス(1519-1589)ルネサンス期、フィレンツェで生まれたカトリーヌ・ドゥ・メディシス。政略結婚でフランス王家に入り、や…
お久しぶりです。今日は、かなり足を伸ばして植物園にお出掛けしました。滋賀県の草津市にある水生植物園みずの森 というところです。蓮や睡蓮といった水生植物がメインとなっていて、とっても癒されました。園内には、素敵なピアノのヒーリングミュージック…
舞台は、退廃に彩られた19世紀末のロンドン。病弱な青年だったビアズリーはイギリスの代表的作家で男色家のワイルドに見いだされ、『サロメ』の挿絵で一躍有名画家になった。二人の関係はビアズリーの姉やワイルドの同姓の恋人を巻き込み、四巴の愛憎関係に……
メガロフォビアを知っていますか? 恐怖のかたちって様々だと思うのですが、巨大なものに畏怖を感じることは、「メガロフォビア」(巨大物恐怖症、巨像恐怖症等)と呼ばれています。私の場合、都会の高層ビルや飛行機など生活に根付いたものは大丈夫なんです…
この間、本棚に眠っていた読みかけの本を見つけたので、最後まで読んだ。 宮下規久朗『モチーフで読む美術史』1・2巻 初版2013年、筑摩書房本書は、著者が新聞のコラムとして書き連ねた記事が加筆修正され、まとめられたものだ。焦点は、美術作品でよく取り…
はじめに 下積み時代 生活の激変 晩年 おわりに 参考文献 はじめに 「印象派」と呼ばれる画家たちの色彩豊かな絵画は、日本人にとって馴染みが深く、最も人気の高い絵なのではないでしょうか。 以前、クロード・モネの「印象・日の出」を目玉作品とした巡回…
はじめに 愛に障害はつきもの 画家の生活 光へのこだわり おわりに はじめに 久しぶりに映画を観ようと、アマゾンプライムビデオを漁っていたら、前から気になっていた「真珠の耳飾りの少女」という作品を見つけた。 本作は2004年に公開されている。 17世紀…