お久しぶりです。
今日は、かなり足を伸ばして植物園にお出掛けしました。
蓮や睡蓮といった水生植物がメインとなっていて、とっても癒されました。
園内には、素敵なピアノのヒーリングミュージックが流れていました。
こちら、ガラス越しに見るロータス館の温室です。
とても幻想的じゃありませんか?
幻想作家である山尾悠子さん『ラピスラズリ』(2012)の文中では、大温室の情景がこのように描かれています。
「あたりには密閉された温室特有の濃い植物のにおいが噎せかえるほどに充満し、はるか頭上のガラスドームを叩く雨音も遠く離れた世界の物音のように聞こえなくもない」
素敵なお言葉を借りてしまう形になりますが、まさにそんな空間でした。
ロータスというと、ハスと思われがちですが、もとをたどればハスとスイレンをまとめた呼び方だったそうです。
エジプトでロータスと言えば、スイレンを意味するようで、古代においては特別な存在として神事にも用いられたんですって。
スイレンは花弁に切り込みがあり光沢がある。ハスは円形の花弁で撥水性がある。
なるほど…勉強になります。
外は、なんともピクチャレスクな世界。
青々とした芝生のなだらかな丘陵がイギリス式庭園を思わせました。
植物園にしては、思っていたよりコンパクトな土地ですが、眼前の景色はとても広く感じます。
私、お花そのものも好きなんですが、引きの写真が多いことから、空間が好きなんだなぁと思います。
建築とか庭園とか…
それからこの園内、水生植物園というだけあって、なんだかモネモネしてて嬉しいなぁと思っていたら、ありました。
ロータス館の通路に、睡蓮の複製画が!
これは思わず、はしゃいじゃいますね(^^)
花と水のある場所ってどうしてこんなに心が洗われるのでしょうか。
ずっとこんな素敵な世界にいたいなぁと思いました。
それはこの裏で市職員、庭師の方が園内の花を綺麗に保ってくださっているおかげですね。
とても充実した1日でした。
明日からもまた、頑張りましょう。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^-^)