デザインソフトは魔法のステッキです。
これは、この告解部屋にとってものすごくブーメランな話題です。
しかしながら、Clariceはたまにバーチャルで出てくるけど、別にインフルエンサーでもないし、ましてやアイドルでもありません。
ゆえに、たいした設定もありません。
ブロガーだから、メタネタもオッケーなのです。
いざ、身を削って綴りませう。
(バーチャルは、不可欠な出力ツールのひとつとしてこれからも使っていきますけどね)
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それで、仕事柄じぶんは日々デザイン編集ソフトと格闘しているのですが、その可能性たるや計り知れないの。
まだまだ知らない機能が盛りだくさんであり、勉強したり教えてもらったりしながら手探りで進めております。
自分の業務とはまったく関係ない機能なのですが、人の顔のしわをタッチひとつで自然に消せるとか。
美容広告なんか信用できるわけないのです。
そのブランドの描く世界線の延長なのです。
合成なんかは、透過させれば一発なので、理屈がわかればだれでもできることです。
そりゃネットに出回ります。
人はこれを、クソコラ(クソみたいなコラージュ)と呼びます。
こんなのはほんの一例に過ぎません。
(あ、自作自演のサムネでした)
場合によっては、第三者によって見に覚えのない偽造写真をアップされたりするのです。
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印象操作について!
お料理の写真は、「色温度」をぐわっと上げれば、視覚的においしそうに見えます。
こんなふうに。
before
ちょっと大げさにやってみました。
教科書とかに、こんな色の悪い写真があったような。
after
「Foodie」という食べ物を撮る専用の写真撮影アプリがありますが、それも同じ原理です。
写真に撮らずとも、空間の明かりって大事です。
飲食店は、オレンジの明かりを使うとグッドです。
蛍光灯の白っぽい色よりも、温かみがあって美味しそうに錯覚します。
ジュエリーを扱うお店は、演色度の高い照明を使います。
お店で、アクセサリーがきらきらに見えるのは、この質の高い照明下での見え方です。
お店の外で見ると、輝きが半減したりします。笑
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自分は好みで撮影後に、「明るさ」と「フェード」をあげます。霞がかって見えます。
こんなふうに。これで「印象をただよう」仕様の写真となります。
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建物は、彩度や鮮やかさをあげると印象が変わります。こんなふうに。
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after
ほんの少し「明るさ」と「鮮やかさ」を加えました。
まちがい探しレベルですが、ほんの少しの差でも、見る人に与える印象は微妙に異なるのではないかなと思います。
このへんは好みもあるし、見る人の感性によって感じ方が違ってくるでしょうね。
私は、自分で撮影した写真は、とにかく画面を明るくしようと心がけています。
目に見える自然な色に近く見えるように、調整するようにしています。
フリー画像を使うときは、手を加えずそのまま掲載しています。
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とまぁ、インスタが出始めてから投稿写真の質が上がってポートフォリオが誰にでも手軽に作れるような時世となりました。
この記事の写真加工は、すべてスマホの無料写真加工アプリで行いました。
自分は、学生時代に先輩に誘われてレイヤーをやってたことがあるのですが、ガチ勢の写真加工技術はすごいです。
フォトショップで、別人みたいになったり、持ち味を最大限に生かすような加工を施せます。
それがいいかどうかは置いておいて。
だから、現代は、数々の演出によって本当の現実が見づらくなっているのではないかなあと思ったりします。
昨今、ググれば何でも出てくるではないですか。
世界が網目状につながって、ずいぶんと狭くなったような気がするのですが、コロナでいろんな「断絶」が起きて、結局地理的な距離ってどうにもならんなと思うわけです。
画面内にみる世界をそのまま受け入れると、偏った視点や、誰かの視点でものを見ることに気づかない恐れがあります。
閉鎖的になるほど、デジタルの魔法はとけにくくなるのです。
・・・というふうに、演出の可能性を考慮に入れておくことで、武器にもなるし、防衛にもなるというのは以前も書きました。
撮影したものに、編集等の手を加えないなんてことは不可能なのですから。
誘導などの意図がなされているかはともかく、必ず切り抜きや過剰演出が入るわけです。
そう考えると、完全にフェアで客観的にものを見ることって、ぜったい無理なんだなと思います。
自分だけはそれができていると思ってるのが、一番危険なんじゃないかなぁと思います。
事件はいつなんどきも現場で起きているのです!
しかし、なにもすべてを見に行かねばならぬと言ってるのではないです。
情報を慎重に選択する必要があるということです。
そんなことをぼーっと考える午前でした。
よき休日の息抜きです。
当ブログは開設当初から、デジタル魔法で塗り固め、ときどき内側から壊すというスタイルで運営しています。
どうぞご了承下さいませ。