こんにちは、Clariceです。
今日は色彩についてのお話を。
というのも、11月に受験した色彩検定の2級に合格したのです(*'ω'*)
8月くらいから、休日や仕事終わりの夜にこつこつ勉強していました。
参考書を買って、地道に問題を解くという、一番得意な勉強スタイルです。
ノートと色鉛筆を机に常備して。
薄めのノートは一冊使い切りました。
でもこの数ヶ月、本当に楽しかった。
今日はそんなお話。
出先では、目がついつい好きな色を探してしまいます♪
◆色彩検定ってなに?
色彩検定というのは、1990年より始まった、文部科学省後援の公的資格です。
人の目を引く色使いというのは、センスではなく、理論や法則によるものなのです。
具体的な内容を説明すると、
基礎は、美術の授業でやった色相環、生物でやった目の仕組み、そして化学でやったスペクトルなどの光の仕組みの勉強の延長のようだと感じました。
そこにファッション、建築、インテリアの効果、そしてアパレルや繊維産業の仕組み、トレンドの決め方、マーケティングについてなどがプラスされた感じです。
前々からしっかり勉強したいな、と思っていたので、ついに念願かなって非常に達成感がありました。
私は、デザインを多く目にする仕事に就いています。
また、美術鑑賞が好きなのもあり、色については、敏感なほうではあると思います。
なぜこの色を心地よいと思うのか、この配色がすっきり見えるのか。
そんなふわっとしていた小さいころからの疑問について、応えてくれるような学びでした。
◆慣用色名を知ると、心が豊かになるかも
みなさんは慣用色名、というものをご存知ですか。
色彩検定では、この名称を覚える必要がありました。
例えば、ただひとことに青といっても、色んな青があります。
日本人の感性の数だけ呼び名があるとすれば、キリがないのでは、と思われますが…
これらはJIS(日本産業規格)によって規定された、269色の色の中の名称です。
それぞれの名称は、もとの由来があるので、イメージが膨らみます。
特定の色を表す固有色名のうち、日常人々に共通してつかわれるものということで「慣用色名」というのです。
そんなたくさんの名称を知っているだけで、なんだか以前より心が豊かになった気がします。
◆メランコリックなあの配色
あとあと、私の好きな色の組み合わせなんですけど( *´艸`)
こういうトーンの取り合わせ。
このような配色には、「コンプレックスハーモニー」という名称があることを知りました。
これは、「ナチュラルハーモニー」という配色の対となる言葉です。
自然界では、明るい色は黄み寄り、暗い色は青み寄りとなるのが法則なのですが、それをナチュラルハーモニー配色と呼ぶのです。
私が好きなのはその逆です。
明るい青み、暗い黄みの色味。
なんだかメランコリックな雰囲気になります。
ベルト・モリゾ「化粧をする後ろ向きの若い娘」
もしや、私がラベンダーの花を好むのも、その理由があるのかもしれません。
ややコンプレックス配色です。
青みを帯びた明るい花の色味、茎や葉の色が暗い黄みよりの緑。
チョコミントアイスのカラーもですね。
私はチョコミン党の熱心な支持者です♪
色彩についての知識が増えたところで、美術鑑賞もよりいっそう楽しくなりそうです。
生活面では、ファッションのコーディネートやメイク、インテリア選び、写真の加工にも役立ちそう。
色彩に興味関心のある方にはぜひともおすすめしたい検定です!
はてさて、お次は何の検定に挑戦しようかな。
世界遺産検定の1級は、いつか挑戦してみたいと思っているところです。長い旅になりそうですが…(;^ω^)
では今日は、このあたりで♪
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪