こんばんは、Clariceです。
芸術の秋。
久しぶりに歌詞が降りてきたので、新曲ができました。
夕暮れ時から夜にかけて、風に乗ってふわりと香るのは、金木犀です。
秋といえば、ノスタルジー。
つるべ落としになり、日暮れの早くなる帰り道とか。
そんなアンニュイな気分を音楽にしてみました。
今回は、歌入りではないです。
◇金木犀香る夜
作詞・作曲:Clarice
www.youtube.com
◇歌詞
金、金、綺羅綺羅
金の星よ
夕焼けの欠片が 砕けて散って
風に吹き飛ばされてゆく、から
籠で受け止めて集めよう、Uh…
La Festa
イエロー足したマゼンタ
秋の香りは芳しいオリーブ
透明なガラスの魔法
イチョウのプールのさざ波の夢
◇
歌詞は、昔、小学校の図書室で読んだ金木犀を扱った詩からインスピレーションを得ました。
詩集だったのですが、作者もタイトルも忘れてしまいました。
金子みすゞさんの本を読んでいた流れでたどり着いたのだと思います。
しかし、人間の英知の結集であるはずのネットで検索しても、ヒットしなかったのでわからなくなってしまいました。
ですが、とにかくその詩が大好きだったので部分的に覚えています。
「いいにおいの魔法にかけられて 透明なガラスのなかにいるみたい」
という部分と花が揺れると「ちりんちりんとなる」という描写です。
本当に花が鳴るの?と思って、試してみようと思ったのですが、結局今の今まで忘れていました。
人の記憶ってすごいですね。
特に、嗅覚というのは、記憶と密接に結びつくということが研究でわかっているそうです。
嗅覚は、記憶をつかさどる脳の海馬と直接、信号のやりとりをするからです。
確かに、毒や腐敗を嗅ぎ分けたりする人間の本能に関わるからとなると、妙に納得します。
◇
今回の制作中は、何してるのかわからなくなるほど右脳の働きだけで完結させました。
歌詞は二番も作りかけてあるのですが、断念しました。
時間を忘れて作業するのは、ストレスのデトックスになりますが、時間が溶けるので要注意です。。
ちなみに、二番のイメージは、カフェに場面が移る予定でした。
ガラス越しに見る白いワンピース、テイクアウトのカフェラテ、紙コップ、公園のくずかご、つむじ風、、
ちょっと、シティポップな感じで作曲したのですが、雰囲気だけでも伝われば。
珍しく男性ボーカルをイメージしてみました。
口ずさんで気持ちのいいリズム感と語感とかって、実際あるんだろうなと思いました。
今回も作曲は「music line」、動画作成は「Canva」で行いました。
また気候のいいうちに、オープンテラスのあるカフェに行こうかなと思いました。
サボっている資格の勉強もしないといけませんし_( _´ω`)_ペショ
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪