印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

【オリジナルBGM】ゴンドラの旅―夕暮れの運河をゆく―

こんばんは、Clariceです。

ちょくちょく作曲していた新たなBGMです。

タイトルは「ゴンドラの旅」。


夕暮れ時に、ゴンドラに乗って運河をゆったりと揺られるイメージを音楽にしました。

今夜も印象をただよう世界へいってらっしゃいませ。

◇動画
youtu.be


◇今回使用した楽器
ハープ
フルート
タンゴアコーディオン
ウッドブロック
シンバル
シタール
アゴ



現在では観光地としてあまりにも有名なイタリアの一都市にすぎないヴェネチアですが、「ヴェネチア共和国」となると、7世紀末からナポレオンの侵攻に敗れる1797年まで東地中海貿易によって繁栄した海洋国家です。


10世紀にはムスリム圏であるアラブ諸国とも商業条約を結んで貿易を行っており、宗教が強い力を持っていた中世世界において、商売気質でしたたかな国であり続けました。


「暗黒」とも呼ばれてきた中世(現在はこの考えもオワコン化している)を脱した、西洋の知の爆発であるルネサンス以前は、ムスリムの国のほうが文明レベルが高かったのです。医術も数学も、経済も。


その貿易窓口であった海洋国家の運河では、異国情緒あふれる空気がただよっていたにちがいありません。


そして、文化の衝突する場所には、必ずと言っていいほどその土地でしか生まれ得ない独自の文化が花開きます。


様々な土地の文化が入り混じる異国感を、ハープと、アコーディオン、そしてシタール(ペルシアのセタールが語源の弦楽器)で表現しようと頑張ってみました。

夕暮れ時の、何とも言えない夢見心地で切ない感じが伝わりましたか?





今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
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