ようこそ、印象をただよう告解部屋は今宵も開かれています。
眠るには惜しい夜に、チェンバロの音色はいかがでしょうか。
興味のある方は回廊を通り抜けて、音楽堂へどうぞ。
いってらっしゃいませ。よい音楽の旅を。
チェンバロはルネサンス、バロック音楽に多用された鍵盤楽器であり、英語でハープシコードといい、フランス語でクラヴサンといいます。
ピアノの誕生が18世紀であることを思うと、中世の音楽世界はチェンバロ、オルガンが紡ぐ小宇宙だったといえます。
煌くような繊細な音色は、黄昏時から夜にかけての時間によく似合う印象です。
◇曲目
聖夜のための前奏曲
微睡みの庭
ゴンドラの旅
アプテニア
◇
さて、今回の4曲、プロローグには「聖夜のための前奏曲」。こちらは一昨年のクリスマス前に作った短い音楽です。
雪積の大地に光芒が差すような音を目指して制作したのでした。
プラネタリウムで見た光輝く映像に影響を受けました。
次に、生ぬるい風の吹く「微睡みの庭」を気怠い気分で通り抜けて、古の水の都に向かう「ゴンドラの旅」へ。
どちらも原曲はハープの要素強めで抒情的だったのですが、今回は他人事のように淡々と景色が流れる感じ。
最後に「アプテニア」は、否応なく旅情を誘う曲。本来オカリナパートのところがオルガンになると、より壮大な旅に!
夜の遊園地、波の音、カモメの飛翔と、街の明かり。
今後とも、印象をただようシリーズをよろしくどうぞ。
それでは、おやすみなさいませ。よい夢を(^^)/
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
原曲記事のURLはこちら。
「聖夜のための前奏曲」~アドベント・ミュージック~ - 印象をただよう告解部屋
【オリジナルBGM】微睡みの庭 - 印象をただよう告解部屋
【オリジナルBGM】ゴンドラの旅―夕暮れの運河をゆく― - 印象をただよう告解部屋
新曲「アプテニア」作ったから、一緒に聴いてください! - 印象をただよう告解部屋