おはようございます、Clariceです。
「ピアノで旅するドラクエ」シリーズです。
今回はDQ5の「天空の花嫁」より「死の塔」「聖」の2曲をピアノで演奏しました。
2曲とも幻想的で透き通るような旋律が特に好きなBGMです。
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どのドラクエのナンバリングでも塔のBGMというのは、神秘的で恐ろしい曲が多いように感じます。
同じダンジョンである洞窟のドキドキ感とは異なる雰囲気です。
そして「聖」は海辺の教会で波の音とともに流れている音楽です。
天空の花嫁はなかなかストーリーが過酷です。
敵モンスターゲマに目の前で強かった父親を殺され、奴隷として何年も魔物のもとで働いたのち、樽に入って脱出。
その漂着先である海辺の教会にて流れている曲です。
第一部少年期の暗く悲しいストーリーの先にある、一時の安心感がつまった音楽です。
すぎやまさんはBGMを作る際、必ずゲームをプレイしていたらしいので、こうも作品の世界観をつかまれていたのでしょう。
次作のドラクエ12は、すぎやまさんが生前手がけた音楽とのことです。
12の発売にあわせてハードを買わなくてはなりません。
今後は、お弟子さんや後継者の方が制作を引き継いでいかれるとのこと。
11は、過去BGMの使いまわしが非常に多かったですが、また新たな名曲が生まれていってほしいものです。
古参ゲーム音楽ヲタの私としても、ドラクエBGMの趨勢を見守っていかねばなりません。