印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

仕事納めは祭のよう

仕事納めしてきたのだ!

 

まさか最終日に9時まで残ることになるとは思わんかったが、嵐のような忙しさで1日が一瞬であった。

 

それもそのはず。

今日は、あの悪名高き前部署からヘルプ要請がかかり、コロナが落ち着いたことによる爆発的な地獄の繁忙期まっさかりの職場で働いてきたのである。

 

正直、もう今回の今回こそ納期が割れる(最低)のじゃないかと思い、生きた心地がしなかった。

 

しかし、みんなもう笑うしかなかったのだ。

 

中途半端に忙しいときにヘラヘラしてたら、

「ちょ、おま、なにわろてんねん(゜o゜;」

となるのだが、今日のはもうみな等しく苦笑である。

 

他部署の人間は、他人事のように言いたい放題である。

 

「エライコッチャですなぁ」

「こんなんなるまえになんで対策できんかったんやろか」

「油断以外の何物でもないやろこれは。知らんけど」

 

(見世物と違う〜!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻)

 

私も他部署から駆り出された身だから、表ではまったくですわと同調しつつ、でも当事者(本日のみ)としてはこれは組織と仕組みが悪い以外の何物でもないやろーとおもてました。

 

でも、後輩やパートさんたち、それから同じく駆り出されてきた先輩と一緒にまた仕事ができたのはとってもとっても嬉しかったのである。

 

Clariceさんだ!帰ってくるんですか!?

いえ、今日限定なんです。お世話になります。

えー!!でも懐かしい、この感じ!

 

本当に上司やら社員間の人間関係が黒い部署であったため、あの場所に帰属意識なんぞないわいと思っていたが、全然あった。ことが今日わかった。

 

これが毎日とかになるとまた嫌なんだけど、ときどきなら悪くないなぁと思った。

 

人と信頼関係を築く秘訣は時間の共有、目的の共有、そして秘密の共有らしい。

(これはヒプノシスマイクのラッパー夢野幻太郎氏の言葉である。)

 

積み重ねてきたものは、たしかにあったのだなぁとしみじみ思う仕事納めの一日となった。

 

ブランクのあるメカの操作を思い出すところから始まる作業には、頭痛がつきまとっていたけど。。

なによりシビアな時間との勝負ってのが、難儀だ。

妥協点を瞬時に見極めねばならぬ。

 

課長も係長も、なんかもう色んな人が応援にきて、そうしてなんと間に合ったのである。

 

オールスターズが一堂に会し、間に合わせたのである。

これまさに火事場のバカ力。いやどーなのこれ。

 

次の繁忙期こそは、なんとか対策を練っていこうねぇ。仲違いばかりしてないで、協力してほしいものである。

 

どの人の言うこともわかる。

これは、その立場にならなきゃわからないんだよね。

想像力では、もう無理な域。

同じ状況に飛び込んでみる、もしくは巻き込む、あるいは突き落とすしかない。

 

 

性格やら相性やら、ウマが合わない虫の好かない理由は各々色々あると思うけど。

結局は立場、なんだよね。

それぞれみんなに守りたいものがある。

 

仕事のやり方が合わないとか、そんな人はまぁいるさ。

 

そこをぐっと大人になって譲歩し合いませんかね。幼稚園じゃあないんだからね。。

 

前部署に残してきた、目に入れても痛くないくらい可愛くて仕方ない後輩ちゃんたちには、人とガンガン関わっていきなとよくよく言っておいた。

特に他部署の人。

 

仕事のやりやすさが劇的に変わるからね。

これは私も超絶厳しい先輩から事あるごとに教えてもらっていたことで、今になってその積み重ねに助けられてるから。

 

業務上の人間関係は、広く浅くでいいぞ!とにかく薄く広げて広げて、オープンな立ち位置の確保!

 

はっきり言って閉鎖的で、男社会で、あまり守られた環境ではない。

顔が広いアピールは、ハラスメント対策にも非常に有効だ。

 

何はともあれ、今年の仕事も無事に終わった終わった。

 

後輩ちゃんたちがたくましく、頼りになる存在になっていて私は胸がいっぱいになった。

 

一緒に働けて、「なんとかなったね!!今日までよくがんばってきたんだね」と共有できたのが、自分にとってものすごくエネルギーになったんだ。

 

脳内では、ずっと色とりどりの花火が上がっていた。

 


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