おはようございます、Clariceです。
少し前に作曲していたBGMをアップしました(^^♪
【オリジナルBGM】「春の夜風、窓辺にて」 - 印象をただよう告解部屋
この曲の続きのイメージで、次は梅雨~初夏にかけての音楽です。
◇rain forest
◇解説
今回使用した音楽は、少しマイナーな楽器が多めです。
メインの旋律は、カリオペです。
汽笛オルガンなど蒸気で音管を発音させるパイプオルガンのことらしいです。
そして、イングリッシュホルンでハモっています。
たぶんこれで森っぽい感じになりました。
南国風の旋律で音が跳ねているのは、スチールドラム(あるいはスティールパン)です。
すり鉢状のドラム缶をひっくりかえしたような打楽器です。
カリブ海に浮かぶ島トリニダード・トバゴで発明されたんですよ。
リトルマーメイドのアンダーザシーで使われているのが有名です。
ベースの役割は、フレンチホルン、ダルシマー。
ダルシマーは、金属製の弦を木製のハンマーでたたいて音を奏でるという楽器です。
ペルシャの民族楽器であるサントゥールという弦楽器が発達したものといわれています。
サントュールという語は、10世紀ごろの詩にはじめて出てきたそうです。
ピアノが発明されたのが17~18世紀(その原型であるチェンバロは14世紀ごろ?)といわれてますから、打弦楽器という意味ではご先祖さまのような楽器といえそうです。
民族楽器って当時の音楽世界を耳で体感できて、面白いですね!!
あとは、ヒーリングミュージックっぽい電子音でぽーんぽーんとやっているのは
「雨」というアプリ内のシンセサイザーを使用しました。
パーカッションは太鼓です。最後に一度だけウッドブロックが鳴ります。
はじめはバリのガムランみたいな雰囲気が出したいなって思ってたんですけど、
使う楽器からしてちょっと違う感じになりました。
曲の長さはそんなに長くないんですけど、こうやって並べてみるといろいろ重ねてたんだなーって感じです。
オーケストラならほぼ再現不可な組み合わせで
音楽を作れるようになったというのは、ほんとに科学の進歩のおかげですよね。
その昔、東西で文化圏の完全に異なっていた諸地域の楽器でも、交易によって輸出入され影響を与え合っていたというのは興味深いです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
