お客さんは私たち以外だれもいなかった。
夜勤専従のバイトさんに近況を聞いていた。
この方とはね、前部署で一緒に働いてたの。
3、4歳上のおねえさん。
私が別部署に異動して以来、立場とかのしがらみがなくなって(くだらないよね、こういうのも)めっちゃ仲良くなった⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
夜勤どーお?身体しんどくない?
いやもう正直しんどすぎる、、出勤日数減らしてる〜!
だそうです。
このお友達は、イラストレーターのたまごで絵を描きながら夜だけ会社で働いている。
有名ゲーム会社で正社員のデザイナーとして働くのが目標なんですって。
夜勤専従だから、もう会社ではどう頑張っても会えなくなっちゃった。
こんな感じだから、たまにこうやって休みの日に会っている。
だいたい夕方から集まるんだけど、この方はいつも夜勤明けで仮眠後に会ってくれる。
私が夜勤やってた頃は、ふたりとも会う日の昼前まで働いてて笑
私のが勤務時間が長いから、仮眠時間もそのぶん短かった笑
そのこみたいな夜専従か、私みたいに昼と夜を短い周期で交互かどっちのがしんどいんだろうねぇと話したり。
戦友なのだ(*´ω`*)
◇
クリエイターのこだから、仕事の話と、創作の話を行ったり来たりしながら盛り上がれるって嬉しい。
でも途中からずっと何話してたかって、ペットロスって辛いねーーーって話!
私たちの年代が集まったら、普通なら恋愛とか結婚観の話しかしないんだけどね。
女同士でも、男女でも笑
そのことは、同じ時期に兄弟同然の愛犬を亡くしてたっていうことに気づいて!!
聞けば聞くほど境遇が似ていた!
ちょいと荒れた環境で育ったのもなんとなく似ていて。
(そのこはお嬢様だけどね)
なーんか、不思議。
すんごい不思議な縁で、奇妙なほどの一致があって。
いろいろと共感の嵐すぎて途中からもうお互い嬉しくて半泣きだったんだよね〜(情緒w)
私特に、短期間にペットロス×2とじーちゃんまで亡くしてるから。
おんなじ会社にいるけど働き方もちがって、年齢も違うのに、こうやって深夜のカフェで共鳴してるのなーんか不思議じゃんね。面白い。
そのおねいさんは、女性とお付き合いしている。
素敵だねって私、いつも応援してるんだけど、両親は嘆いてるって。
やっぱ親世代にはまだまだジェネギャなんかなぁ。
私、大学時代に周りにけっこう色んな方がいたから気にならないけど。
国籍も性別もあまり関係なく思い合ってうまくやってる方々は、たくさんいる。
サークルの後輩に、墨入れてる娘もいたし。
まぁアイリッシュの娘だったから普通かな?
他にはピアスめっちゃあいてるいかついおにーさんが、隣人愛の精神溢れる健全なクリスチャンだったりと。
まぁ、心配なのも重々わかるけど、その人の人生はたった一つで、その人のものだからね。
◇
まったくもう、本当の自分らしく生きようと踏み出した演歌歌手の方に平気で苦言を呈したりしてる人も普通にいるし、そういうのは、なんか、まだまだ古いなぁと思う。
色んな人がいて、色んな生き方があって、考えがあるんだよね。
みんな一緒じゃなきゃならない世界だと、しんどいよ〜。
その人にしかわからない悩みや葛藤を抱えているから、特別な感性が生まれて、美しい絵や音楽や物語ができるんでしょ?
そして、そうして生まれた作品を世間は享受するでしょう?
世の中には、今までも色んな人がいたんだけど、ようやく自分らしさを発信してそれが誰かの支えになったり、救いになったりする時代に変わりつつあって。
他方では、集団圧力とか〇〇警察みたいなのが大騒ぎしてたり。
可視化されたぶんだけ、カオスになっちゃった。
まったくもう、複雑な世の中ですよねぇ。