こんばんは、Clariceです。
先日、曲を作ったのですが、そのときにふとあることを思い出しました。
タイトルである多肉植物のアプテニアは、ギリシャ語で「翼のない」という意味だということを知りました。
そして私、これまた先日、連載していた長編小説を書きあげたのです。
そこで文章を書いている最中に出会った気づきが、アプテニアの空想とリンクしました。
ラピスラズリは、片方の羽で彼の視界を覆った。(第七章「ともに生きる世界で」より)
わたし、翼を意味する「ハネ」にあてる漢字を、これまで「羽根」、と混同していたようです。
あっと思い、調べてみるとやはり。
羽と羽根は、wingとfeather...―
これまではっきりと意識したことのない言葉の差異でした。
小説を書いているとき、本当にこういう気付きが山とあったのでした。
書き留めておけばよかったと思いますが、またふとした折に思い出すことでしょう。
セラフの羽根が雪のように微弱な光を反射させながら浮遊するのが見え、それらは暴風に吹きとばされて次々と消えた。
(第七章「深い眠りの王国で」より)
きっと、他にもたくさん間違っているでしょう。
また読み直して誤字の訂正をしていかねばなりません。
だからもう少しのあいだは、まだ余韻に浸れそうです。
ずいぶん長く思いを馳せた世界には、すっかり愛着がわいてしまっていて。
新しい物語を作るには、いささか燃え尽きてしまった感があるのでした。。
以上ひとりごとの、おわりです。
それでは、おやすみなさい。
よい夢を🌛