こんばんは,Clariceです。
新しいオリジナルBGM「Princess Anna Maria」は、シトラスの香りから着想を得ました。
私が好きなネロリの香りは17世紀、ネロラ公国の王妃アンナ・マリアがこよなく愛していことからその名がつきました。
香水の都といえば、南フランスのグラース。
皮なめし産業が盛んだったこの街で、16世紀初頭からは皮製手袋の臭い消しとして香水が用いられるようになりました。
瞬く間に、社交界で人気を博したと言います。
ビジネスというのは、いつの時代も知恵を絞って生み出される発明の繰り返しですね。
そして流行は形を変えながらも、長い歴史を作っていく。
何でも、原点をたどると面白いです。
同じく16世紀初頭に描かれた天井画。
ミケランジェロやボッティチェリが天井画を手掛けた、システィーナ礼拝堂。が、再現された圧巻のシスティーナ・ホール。(大塚国際美術館)
ルネサンス盛期の芸術は、当時の強力なパトロンであるメディチ家と切っても切り離せません。
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この曲も、オーケストラのあらゆる楽器音源を使用しました。
アプリ上であらゆる楽器を乱用、、これは音楽への冒涜でしょうか。
作曲をはじめて、約2年。
相変わらず音楽理論はわからず、好き勝手に感覚でやってますが、初めの頃より表現力はアップしたような気がします。
私の創作におけるコンセプトは表現性の部分なので、いかに「感覚」や「ものの観方」を形にできるかが問題です。
手探りでもなんでも、すきなことは地道に続けてみるのが重要なのかもしれません。
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ネロリの香りを運んでくれる、こちらのバスソルトも届きました。超おすすめです。
今の私はとにかく地中海に、行きたいようです。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
このあたりの、おすすめ書籍の感想記事もあげておきます。
佐藤賢一『黒王妃』集英社(2020)
lavandula-pinnata.hatenablog.com
パトリック・ジュースキント(訳・池内紀)『香水 ある人殺しの物語』文藝春秋 (2003)
lavandula-pinnata.hatenablog.com