こんにちは、Clariceです。
秋になりましたので、先日は毎年恒例のコスモスを見に行きました。
琵琶湖のほとりにあるイングリッシュガーデンです。
さて、こちらが秋の入口でしょうか。
イングリッシュガーデンというのは、18世紀にイギリスにて広がった自然美を取り込んだ庭の様式ですね。
計画し尽された左右対称の整然さを特徴とする、フランス式の平面幾何学式庭園と対比されます。
英国にて興隆した自然の風景を活かした風景式庭園(ランドスケープ・ガーデン)。
庭石や四季折々の草木を配する日本庭園も、このランドスケープ・ガーデンに属すといえます。
造園の歴史というものには非常に興味があります。
と、咲いてました。優しいピンク色のコスモス。
こちら、なんとも秋らしい色のお花さん。
葉が紅葉しているのでしょうか?初めて見ました。
ハロウィンのカボチャさんたち、何やら悪だくみしていませんか?
最近、深夜に圧力鍋でカボチャを甘ーく炊くのにハマっています。
なんとも野性的でピクチャレスクな空間ではありませんか。
モネの睡蓮の池を再現しているようでした。
そして、そこから景観は一気にひらけます。
美しいマザー・レイクです。
私たちの飲料水はこちらの水です。いつもありがとう。
◇
陽光が木の葉に遮られたこのあたりはひやりとしていて、コスモスが咲き乱れるその先には彫像の横顔がありました。
不思議な魔力が満ちているような空気でした。
ピクシーの隠れ家を見つけてしまったような気分です。これぞ英国の魔力。。
(そういえば学生時代、谷瑞恵さんの『伯爵と妖精』というライトノベルを読みふけっていたのでした)
お庭鑑賞のお供はとりあえず大好きなヴィヴァルディ「四季」より「秋」。
黄金の、実りの秋。豊穣の秋。
旅とイマジネーションの季節は、まだはじまったばかりです。
We will reap a rich harvest, if we do not give up.
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
庭といえば中世を生き抜いた聖ヒルデガルト。
またこんな記事も書きたいな。