印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

豊穣の秋、黄金の庭

こんにちは、Clariceです。

秋になりましたので、先日は毎年恒例のコスモスを見に行きました。

琵琶湖のほとりにあるイングリッシュガーデンです。

さて、こちらが秋の入口でしょうか。


イングリッシュガーデンというのは、18世紀にイギリスにて広がった自然美を取り込んだ庭の様式ですね。

計画し尽された左右対称の整然さを特徴とする、フランス式の平面幾何学式庭園と対比されます。


英国にて興隆した自然の風景を活かした風景式庭園ランドスケープ・ガーデン)。

庭石や四季折々の草木を配する日本庭園も、このランドスケープ・ガーデンに属すといえます。


造園の歴史というものには非常に興味があります。



と、咲いてました。優しいピンク色のコスモス。


こちら、なんとも秋らしい色のお花さん。

葉が紅葉しているのでしょうか?初めて見ました。



ハロウィンのカボチャさんたち、何やら悪だくみしていませんか?

最近、深夜に圧力鍋でカボチャを甘ーく炊くのにハマっています。



なんとも野性的でピクチャレスクな空間ではありませんか。

モネの睡蓮の池を再現しているようでした。



そして、そこから景観は一気にひらけます。

美しいマザー・レイクです。

私たちの飲料水はこちらの水です。いつもありがとう。



陽光が木の葉に遮られたこのあたりはひやりとしていて、コスモスが咲き乱れるその先には彫像の横顔がありました。


不思議な魔力が満ちているような空気でした。

ピクシーの隠れ家を見つけてしまったような気分です。これぞ英国の魔力。。

(そういえば学生時代、谷瑞恵さんの『伯爵と妖精』というライトノベルを読みふけっていたのでした)



お庭鑑賞のお供はとりあえず大好きなヴィヴァルディ「四季」より「秋」。


黄金の、実りの秋。豊穣の秋。

旅とイマジネーションの季節は、まだはじまったばかりです。



We will reap a rich harvest, if we do not give up.




今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
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庭といえば中世を生き抜いた聖ヒルデガルト。
またこんな記事も書きたいな。

lavandula-pinnata.hatenablog.com

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