こんにちは、Clariceです。
昨日は、節分祭に行ってきました。
節分祭当日で、梅の季節なので、参拝客で賑わっていました。
今年はまだ行けていなかったので、初詣もかねて。
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白河通りのワールドコーヒーさんにてお昼を食べてから。
京都北白川でオープンした一号店です。
カレーを食べました。
喫茶店とかホテルのカレーってどうしてこんなに美味しいのでしょうか。
京大周辺は、街並みがレトロで歩いていて楽しいです。
(なお、吉田神社は節分祭で人が多すぎて、鳥居に近づけないとの情報を得ました)
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そうして、着きました。北野天満宮。
門をくぐると、撫で牛ちゃんが出迎えてくれました。
抗ウイルス加工が為されているようです。ご時世ですね。
こちらの花手水は、おめでたい色でモリモリ飾りつけされています。
蜂の巣みたいなのは、ドライロータスって感じですかね。
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本殿にご挨拶。
お賽銭を入れて、今年一年のことごとをお祈りしてきました。
今年一発目が北野さんって豪華な感じがします。
学問の神様、いつぞやはお世話になりました。
そして、白梅が見事でした。
ガクの部分がピンク色なのがとっても可愛らしいです。
紅梅も華やかで良いです。
舞妓さんを発見~!
お着物が色鮮やかで素敵!
追っかけの群衆がたくさんおりました。
確か御所にもあったから、おそらくタチバナでしょう。
ぽつぽつと鮮やかなオレンジ色が目を引きました。
白梅との重なりが絵になります。
梅のデザインの御朱印もめちゃくちゃ可愛い~!
御朱印集めはしていません。老後の楽しみにとっています。
そうそう、重要文化財の太刀「鬼切丸 髭切」が公開されていました。
刀剣女子にはたまらないのでは。
ちなみに私の推し刀は粟田口の骨喰藤四郎です。
薙刀直しの脇差で、大坂夏の陣で大坂城と燃えたと思われたのですが、そのなかでも見つかったという数奇な運命を辿った刀です。
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東風吹かばにほひおこせよ梅の花、主なしとて春を忘るな
都から大宰府へと左遷される前に、道真公の詠んだ歌です。
人生の悲哀に満ちた、あまりに切ない歌です。
以前、福岡の太宰府天満宮へ行ったときのこと。
道真公は新幹線も飛行機もない時代にこんなところまで、となんだかしんみりしたのを覚えています。
ねぇ、と何かの碑の前で友達を振り返ると、みんなもう飽きて梅餅を頬張っていたのも記憶に残っています。
道真公といえば、平将門、崇徳天皇と並ぶ日本三大怨霊とも言われます。
(死後、朝廷にて怪死事件が連発したから)
魔界・京都においては至る所に、念の強い場所というものがあります。
私は霊感はないですが、第六感は鋭いほうかも。
一番やばいと思ったのは、養源院です。
俵屋宗達の杉戸絵「白象図」を見に行ったついでに、案内されて、血天井を見上げたとき。
京都駅から雨の中、学友と日本美術史のレポートを書くために行ったのですが、敷地を出るまで寒気が止まらなかった。
まぁ、京都駅も場所によっては、淀んだイヤーな感じしますけどね。
なんちゃって、こわくないよ~(^ω^)
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梅の枝にヒョウタンがついている絵馬代わりのお札さんが可愛かったです。
お寺も神社もブランディングの時代ですね。
参拝者誘致のための企業努力、とってもいいと思います。
廃寺、廃神社なども多いと聞きますが、連綿と続いてきた由緒正しい伝統に限っては、末永く続いてもらわねば。
梅の開花とともに、春の足音が聞こえてくるようです。
はやく暖かくならないかな♪
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪