はじめに
私は読了後、必ず読書ノートをつけています。
思い出はノートに記録するのが大好き - 印象をただよう告解部屋
前回、上記の記事において自分がメモ魔であることを書きましたが、読書の記録をつけることは結構重要なことだと考えます。
いい本を読んだなぁ、という余韻に浸りながら、ゆったりと感想を綴る時間を取るのもなかなかいいものですよ(^-^)
読書記録をとることで得られる効果
私が読書ノートをつけるようになってから変わったことは、読むときのちょっとした意識です。
読んでいる最中に印象に残ったフレーズやエピソードがあると、読了後に書くため、覚えておこうと思います。
娯楽として読む物語形式の本はそんなことも忘れて読み進めてしまうことが多いですが、
新書などの専門書を読むときは、集中するのでインプットの量が変わってきます。
そして、読み終わった後の復習にもなります。
特にボリュームのある本は、読み終わってみると達成感とその余韻があるばかりで
内容が三分の一も頭に入ってないことがあります。
記録をつけるために、改めて内容をさらうことで初見時に気づかなかった点にも目が届き、理解を深めることもできます。
このようにインプット・アウトプットを通して整理しておくことで、
例えば後に本を売って手元に無くなってしまったとしても、重要なエッセンスは頭に残りやすいし、ノートを見返したら記憶が蘇ります。
三日坊主にならないためのコツ
それは、ずばりフォーマットを定めることです。
私はできるだけシンプルに、
1, 概要
2, 印象に残った文
3, 感想
の三点を書きます。
そして、評価を☆の数でつけると、自分がどんな本を好むのかがわかって面白いです。
(何とおこがましいことかと感じますが…)
切手集めのようなコレクター心に火がつきます。
そして、
ノートを開いた1ページ目には、タイトルと著者名、読了日を記した目録をつけているのですが、
これももっとリストを埋めたいというモチベーションにもつながるのでおすすめです。
記録後、本は選別して売ってしまう
私は、本棚がすでにいっぱいなので、「これは」というお気に入り以外は、某フリマアプリで売ってしまいます。
どうしてもすべての本に愛着がわくので、手放しがたくなってしまうのですが、多分その調子では本の重みで床が抜けます。。
そのときに、売るか手元に残すかの基準の1つとするのが、自分でノートにつけた☆の数です。
完全に独断と偏見でつけている評価ですが、自分のその本への愛がわかりやすく可視化されているので、選別に役立ちます。
本を手放す名残惜しさは、
エッセンスを搾り取るつもりでノートに記録すると良いと思います。