印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

【オリジナルBGM】stella nova ―新しい星をめぐる旅の行方―

こんばんは。

ファンタジーな新曲が完成しました。

以下のようなイメージで聴いていただけたらと思います。


新星の発見につき、天体観測のおしらせ。

今宵、印象をただよう告解部屋にて。


なにやら新しい旅の予感が。

インスピレーションは、夏の森の奥深く。水の流れる音に、夜の木立の影。

眠りから覚めて活動をはじめる夜行性動物の行進。

そのさきに月明り星明りの照らす秘密の庭があるらしいのですが―


◇stella nova

youtu.be


オカリナ、フルートの導きに、ハープの伴奏。抒情的なヴァイオリン。ピチカートの雨音。

それから鐘の響きはチューブラーベル、パーカッションで刻む行進、さらにそのさきから聞こえるピアノの旋律。

シンセサイザーが生み出すクリスタルの零れる音。

森の精霊の声は、パンフルートとウッドブロックで。


湯船に浸かりながら、または寝る前に、あるいは電車に揺られながら作曲しました。

私の作曲のコンセプトはいつも、旅先の情景です。


アンデルセン『絵のない絵本』で「絵描きのぼく」に月がお話してくれるような、異国のモチーフに思いをはせるイメージ。

あまりにも大好きなこの本にはじめて出会ったのは、小学校の図書室。

茂市 久美子さんの『クロリスの庭』に出会ったのもこの頃で、ひそかに絵本作家になりたいと思っていました。

それから、もう少し大きくなってから『絵のない絵本』文庫版を古本屋さんで購入。

その後、軽井沢の美術館で装丁の素敵な愛蔵版を。

可愛らしい挿絵があって、ちゃあんと「絵のある」絵本となっていましたよ。





今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
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