おそようございます、Clariceです。
お手紙を書いたり読んだりするのが好きなんです。
私は「文通武者修行」(我が心の師匠のひとりである作家、森見登美彦氏流)に去年より取り組んでいます。
最近はロフトでも便箋コーナーに足を運ぶのが楽しみとなっています。
それで、いつだったかの記事でも写真を載せたのですが、またトレーシングペーパーの封筒を購入しました。
こういうの。
『空時間の手紙』
夜明けからの真夜中、1日の始まりから終わりまでの時間を水彩の空模様で表現したレターセット。手紙を書くときの時間や気持ちに合わせて、色とりどりの空を楽しめます。(パッケージの裏書より)
朝焼けや夕焼け、青空の絵柄もありました。
おしゃれですよねー!文具メーカーもいろんな商品を考えますね!
もうね、Clariceかわいい文房具に目がないんですけれど、なかでも紙フェチ(!?)なんで便箋とかノートとかってたまらないんですよ。。
製造畑の人間なので、職人の目になってるよってたまに言われます。
でも、仕事できるアイデアマンの先輩とかって常に市場にアンテナはってるイメージです。
だから、街での視察も勉強だし大事なの。
私、企画とかあんまり得意じゃないほうなので、もっと世間のニーズのありかたに目を向けないとやっていけないよなぁといつも思います。
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そういえば先日アップした「わたしのブランド論」、勢いで書いたわりにはブログ内ではアクセス数が伸びてて、嘘だろ恥ずかしすぎと思ってるところです。
自分はブランドが好きというより、ブランド力に惹かれるんです。
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現代は、プロデュースの時代だと思っていて。
というのも、例えばインフルエンサーとかって結局もう星の数ほどいるじゃないですか。
そこで、目立つために何をするかっていえば、自らの差別化ですよ。
後追いやコネだけではやっていけないのです。自分が価値をもつ必要があるのです。
アイドルも、プロデューサーありきみたいになっていて、もう歌手が着せ替え人形にしか見えないこともあります。
事務所やプロデューサーに捨てられたら、たちまち転落みたいな。
観光名所なんかもそうですね。
ご当地にしかない魅力で売り出す必要があるんです。
上位互換や、下位互換なんて言葉はあまり好きじゃありませんが、そう言われたくなければ唯一無二の個性をもって差別化しなければならないということです。
だから、それぞれの個性ってのは本当に大切にしてほしいし、昨今の世界的な均質化はもったいないと思います。
全国チェーン店が増え、大型ショッピングモールにいけばどこでも同じ店舗が立ち並び、、
安心しますけど、この流れはどうなんでしょうねーと思います。
現代人は物質的に豊かになる一方で、心は貧相になってゆく気がしますがどうなんでしょうね。
旅行に行っても、見慣れた店が並んでたら、ちょっとショックです。
経済活動の仕組みからして仕方ないことなんですけど、均質化ってのはこれからもどんどん進むでしょうから、古き良き伝統が淘汰されてゆくのをみるたびに心が痛みます。
その一方で、カタカナやアルファベットを組み合わせたようなくだらないキャンペーンに踊らされるのはよくないなーとも思う今日この頃です。
ブランディングって、ようするにストーリーや世界観を売ってるわけですから。
ここまで書いて夢をぶっつぶすようで申し訳ないけれども、ブランドはたぶん60パーセント以上がオーラです。笑
いい意味で騙されてもいいと思うから、いや、ポリシーを共感できて自分が価値を見出せてはじめて購入を検討すべし。
実際に騙されている人もいるでしょうが。
怖いのは、こういう仕組みを理解できてない学生とかが、脳死状態で永遠に供給を消費し続けることです。
(SNSも使い方を誤れば本当に大切な時間が溶けます)
ブランディングやプロデュースの構造を知っておくことで、自分の武器にもできるし、まやかしを見抜くための防衛にもなるというお話でした。
お手紙も完成しました。めざせ文通マイスター!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪