おはようございます(^^♪
このあいだ見た、不思議な夢について書かせてください。
映画を1本観たような、長尺ものの夢でした。
(仕事前にもかかわらず、メモ取ったくらいです。笑)
夢の話って、普段人に話したりってあまりないんですよね。。
ここにどうしても残しておきたいので、どうか詩を読む感覚でお付き合いください。
◇目次◇
白い宮殿のエントランスにて
夢の中の自分は、幼いころの自分でした。
祖父と祖母に連れられて、世界をぎゅっと小さくしたようなテーマパークに来ました。
どこまでも広がってるような景色でした。
黄色い花が咲き乱れている、丘陵に白い宮殿づくりのエントランスがありました。
内装も真っ白すぎるほどで、でもどこか、バブル期のテーマパークっぽさ(?)があるような。
執事の扮装をしたスタッフが要所要所に立っていました。
周囲も家族連れの客が多く、混雑していました。
ゴシック建築の大聖堂
エントランスを抜けて、暗い大聖堂に進みます。
ステンドグラスがあり、パイプオルガンがあり。
でも、あくまですべて実寸大の「展示物」でした。
博物館のように、ひとつひとつにキャプション解説が設置されていました。
長い木製の階段をどんどん進んでいくと、出口に差し掛かりました。
振り返ると、相当な高さに足が震えました。
階段の隙間から、先ほど見たステンドグラスの明かりが小さく下に見えました。
祖父母は、ここで引き返しました。
エントランス近くに温泉施設が併設されていたので、そこで待っていると。
中世ヨーロッパの城壁沿いを進むと、突然ジャングルに差し掛かりました。
南米の密林
禍々しくそびえるトーテムポールや、巨大な熱帯植物、水にぬれた岩肌。河の音。
ご丁寧に原始的な太鼓や笛のBGMまで。。
夢の自分は、それらが演出だとわかっていましたが、とてつもなく不気味に感じていました。
摩天楼都市
密林を抜けると、急に視界が開け、ニューヨークを模したような大通りへ。
大通りの両脇にはショップが立ち並び、お土産を買う客でにぎわっていました。
ここで、なぜか全身グレーのスーツ紳士に追いかけられます。
でも、夢の中の自分は妙に冷静で、アトラクションのようなものだという感覚でした。
走って逃げていると、いつの間にか、小高い丘に戻ってきました。
真っ青な空に黄色い花が咲き乱れていて、小さな宮殿づくりのエントランスの建物が見えます。
とてつもなくきれいな景色だと思い、写真を撮りましたが、妙に空虚な感じがしました。
テーマパークとして設計された空間だということを、痛感していたからです。
時計を見ると、そろそろ午後になり、周囲にも人が増えてきたようです。
石窟寺院温泉
祖父母と合流すべく、何度か電話をしましたが、なかなかつながらず、よりによってスマホの充電が切れかかっていました。
祖父母を探すために、エントランスを抜け、温泉エリアへと移動します。
石窟寺院のようなところです。
歩くタイプの体感型アトラクション、もしくは流れるプールのような造りになっていました。
岩肌に囲まれ、暗いのですが、オレンジの強烈な照明が壁画や天井画の姿を浮き上がらせていました。
ぬるい腰位置までの温泉を、進みます。
湯煙がひどく、周囲の人の顔はあまり見えませんでしたが、結構なイモ洗い状態でした。
なぜかみんな服を着たまま、男女関係なく景色と写真を撮ったりして楽しんでいました。
天井を見ると、ラスコー洞窟の馬の絵が大きく描かれていました。
壁には、巨大すぎる釈迦の顔や阿弥陀如来の彫刻が。
突然このタイミングでメガロフォビア(巨大物恐怖症)を自覚し、ふうっと気を失いました。
ここで夢から覚めました。