こんばんは、Clariceです。
タイトルの通りです。
私は視力が良くないので、家では眼鏡をつけています。
外ではコンタクトです。
深夜テンションで録画した感がマシマシの動画です(´ぅω・`)ネムイ
◇動画
◇本文
こんばんは、Clariceです。
本日は2024年8月26日月曜日です。
最近すごい本を読んだので、急ぎカメラを回しております。
めちゃくちゃ面白いです。
マジック・リアリズムという手法で書かれた、
南米の架空の街―マコンドという場所で、
一族の100年にわたる盛衰がつらつらと書かれた物語です。
私的には、めちゃくちゃ面白かったです。
私が読んできたラテンアメリカ文学といえば、
『アルケミスト』のパウロ・コエーリョ、『砂の本』とかのボルヘスなんですけど。
どっちもめっちゃ好き~。
百年の孤独は世界観が、ちゃんと歴史的背景に忠実だし、リアルですね。
この話はフィクションですし、予言だったり、死人と会話したり、みたいなありえない話はあるんですけど、
土着的な生活が営まれている村が、どんどん近代化の波にのまれるわけですよ。
これが怖いんですね。はじめはジプシーの到来からだったんですね。
錬金術とか技術が持ち込まれるんですよ。
ここから少しずつ村が変わっていくと。
国の中央集権的な圧力から自治が脅かされたマコンドは、かつてはのどかな村だったのにも関わらず政党の派閥争いに発展して、国レベルの戦争にまきこまれることになる、と。
同じようなことは植民地時代に、たくさんあったんだろうなと思いました。
私、このへんが一番興味あるんですよね。
19世紀から20世紀の世界の動き。
土着的に根付いた信仰を異教として、教化するという、、
まぁ、某アーティストの曲が炎上してましたけど。
めっちゃ友達とか会社で話題になった。倫理のテーマとして。
無知って怖いですね。本当に。
それでですね。
今回は、未開の「発見」について話したかったわけではないんですよ。
なんか、物語が書けなくなってるんですよ。
28万文字の長編を2年前に完結させたんですけど、同じような話が書けなくなっちゃいました。
世界観を一から作る空想力がなくなってしまって。
もうあれは執念で書ききったんですけど、新たに書こうとは試みているのですが、キャラクターとかに愛着がわかなくて、勝手に動いたり会話したりしないんですよね。
たぶんもう設定を作りこむエネルギーがなくて、ちょっと困ってるんですよね。
で、そんな折に、『百年の孤独』に出会ったわけですよ。
これはもうすごい!と思いました。
私も何か書きたい!と思ったわけですよ。
だから、物語を書いていて楽しかった気持ちを思い出そうと思って、今回の本題はそういう話です。
やっと本題に入った。。笑
それでもう、思ったんですけどキャラクターありきのストーリーは多分もう書けないんですよ。
テーマを先に決めないと、今の自分には書けないなと思ってます。
『聖獣の庭―』の話は、キャラクターありきの、そのこたちを生かすために書いていた感じだったので、登場人物にすごい愛着があって、今でも全然私のなかには生き続けている存在ではあります。
だいたい、あの話の構想は学生の時からあって、それを今さら文字におこしながら完結させた感じだったんですよ。
脳内では、続編もあって聖獣博士のフィルの息子が、親への反抗心から獣狩りの一味になってて、その男とちょっと大人になったハークたちが出会って、ごたごたみたいな。
これ書いていたらキリがないし、もう綺麗なとこで終わったから、あとはご想像にお任せで抑えている、という状況です。笑
また急に書くかもしれないですけどね。
次は、組織を書きたいんですよ。
その前作でも、けっこう騎士団の動きについて書いてる時が楽しくて、騎士団長のライセントっていうのがいたんですけど。
すごい石頭で、保守的で君主一筋なんですよ。
主要メンバーのひとりの魔獣使いのケイトっていうのと因縁があって、顔合わすたびに口汚い罵り合いをずっとしてるっていう人物なんです。
でも、義理堅くて、ちゃんと部下のことも想っていて、役割とか立場が彼の行動をエスカレートさせたのかなという、今のほうがもうちょっとうまいこと書けたんじゃないかしらと思います。
だから、次は組織を書きたいんです~!
あれ、本当に書かれていることを悪用したらえらいことになりますよ。
500年位前のスタンダートだったわけですが、
というか、当時マキャベリは社会的にボコボコにされたわけですが、
まぁ現代でも、何も変わってないなぁ!みたいなとこもありますけどね。
ちょっと私は、架空の世界で架空の国を動かしてみたいなと思いますね。
前作でも、結構おもしろかったんですよ。
セインベルクっていう王政の都市国家と、隣のサルビヤっていう砂漠の国との関係が、交易面ではお互いウィンウィンで表向きには良好な関係を築いているのですが。
サルビヤのほうの女王は領土拡大に貪欲な人で、常にセインベルクを狙っているんですよ。
セインベルクは土地が豊かだから、すきあらば領土をかすめ取ろうとしている描写がところどころあります。
しかも奴隷制を敷いているんですね。
で、セインベルクは王政が骨抜き状態になっていて、弱体化してるから、それを悟られまいと使節団を送ったり書簡のやり取りをしたりで文化的交流と見せかけた政治の駆け引きしている、という。
で、まぁこういう設定をまたいちから作るのが本当にもう無理、、という笑
今なら、工場を舞台にした何かなら書けそうな気がしますけどね。
登場人物は、夜勤勤務をする主人公の男と、ファンキーな工場長と、めっちゃ仕事のできるギャルと、エナドリをいつも片手に持っている自己犠牲精神に満ちた先輩、めっちゃ解像度高い。。
問題は、そこで何が起きるか、という点ですね。
ハートフルな短編集にするのか、ミステリにするのか、バトルものにするのか、幻想文学調にするのか、と。
もう、やめよう。寝よう。あーあ、また小説を書けなかった夜だ。
こうやって考え散らかした断片も、ある日突然くっきりした輪郭を帯びることもあるので、
むだではないということで。
今夜はこのあたりで終わろうと思います。
また気が向いたらラジオ録ります。
おやすみなさーい!
↑はてなブログにも言える。モチベを失っているわけではなくて、HPがたりないだけ。