こんばんは。
懲りずにこつこつと書いてます。趣味の創作小説。
ジャンルはファンタジー。
そっちでは、蒼乃モネというペンネームで。
先日、第6章を書き終えました。
聖獣の庭、あるいは忘却曲線 -カクヨムにて更新済みです。
— Clarice (@Lavandura_room) 2021年9月15日
第18話 獣使いの反乱
第19話 師との離反
第20話 オレガノの魔獣使い
第21話 それぞれの空
これにて第6章「王権のカタストロフィ―」完結です。
次章が、この物語の最終章となります。 https://t.co/ASotWqWymb
文字数は、20万文字を超えました(´⊙ω⊙`)!
累計アクセスは、7780pv。
そうして、ついに終章の執筆に移らんとしています。
まさに戦々恐々、であります。
クライマックスとエンディングを書くって、こんなにこれから挑むぞという気合がいるのかぁ。。
ここで、各章のタイトルを羅列してみようと思います。
◇
第一章「見習い剣士と獣使いの少女」
第二章「太陽都市、魔獣使いの饗宴」
第三章「獣使いの里、記憶の断片を」
第四章「聖獣の庭、追憶の森」
第五章「砂漠の薔薇、伝説は砂に眠る」
第六章「王権のカタストロフィ;アルカディア」
◇
重かった。6章がものすごく。
クライマックスへの盛り上がりに向かって、話を進める必要があるのですが、展開が救いようがなく暗くなります。
カタストロフィですからね。
意味は、破滅、悲劇的結末、等々。
国が滅びゆく過程というのは、歴史を読むとそれはもうたくさん出会うことになります。
いかなる文化文明も開花あれば、爛熟の果に待つは必衰というのが世の定めです。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、神聖ローマ帝国、オスマン帝国、エトセトラ。。
私は、何か一連の歴史というものを見るときには、どうしても零落の方に目がいってしまいます。
負の歴史から何か学ぼうとしてしまいます。
そういうわけですから、この架空の物語中でも、これでもかこれでもか、と1つの王国を滅亡の縁に追い込んでしまいました。
ファンタジーの世界でくらい、都合の良い夢を見させてよと思う方々には、見向きもされないでしょうが、これが自分の世界観だ、と。笑
登場人物たちは、常に争い絶えず、主義信念のぶつかり合いばかり。
でも多分、突き詰めれば、どの人物にもある側面で感情移入できる余地はあると思います。
決定的指導者のいない空っぽの王室、
陰謀によって眠り続ける第一王子、
国軍と化した騎士団、
故郷を奪われたディアスポラ的民族、
出頭を義務づけられた辺境の獣使いたち
少年、少女、獣、国王の庶子、吟遊詩人、博士、騎士、魔女、エトセトラ、、
こんなにいっぺんにいろんな視点に立つのは多分初めて。
今年はたくさん大事な存在とお別れの年。
実家のわんちゃん、祖父母のお家の猫ちゃん。
よく預かってた知り合いのハムちゃんも。
そして、お世話になった方の、生後間もなかったお子さん。
物語の果てに、この気持ちが報われたらいいな。
フィクションには、そんな力があると思います。
では、また執筆が終わったのち、この記事の続きを書きます。
ちょっとずつ、進めていきます。