こんばんは、Clariceです。
みなさんお待ちかねの印象ラジオの時間がやってまいりました。
動画撮影はいつもゲリラで始まります。
今回のトピックは世界史!マケドニアの王アレクサンドロスの東方遠征についてです。
ヘレニズム文化についてゆるく雑に解説します(^^)/
◇動画
◇全文
こんにちは。印象ラジオ第四回です。
本日は2022年、9月1日木曜日、午後7時でございます。
すみません、ばたばたしていたら自分がラジオをやっているということを忘却しておりました。
最近は、なんか現実逃避でディズニープラスに入ってずっとディズニー映画を見てました。
サブスクはアマプラに入ってるんですけど、ディズニープラスはサービスで期間限定無料のやつだから、
観れるうちに見ておこうということで。
あれってディズニー映画ばかりじゃなくて、他のカテゴリの映画も見れるんですよ。
昨日見たのは『執念の考古学者 アレクサンドロス大王を探して』っていう考古学のドキュメンタリーです。
むちゃくちゃ面白くて、口開けたまま見てた。
その特集の概要は、
考古学者の女性がアレクサンドロス大王の墓を捜すっていう話。
舞台はエジプトの都市アレクサンドリアの中心部です。
下の地図の赤いピンが立っているところです。
発掘現場では、ギリシャの財宝とともに秘密のトンネルが見つかって、
当時作られたアレクサンドロス大王の大理石像が見つかったというんですよ。
アレクサンドロス大王という人は、アレクサンドロス3世、
言語によってアレクサンダー、アレキサンドロスとも呼ばれるんですが、
世界史の教科書では、東方遠征というキーワードでおなじみですね。
紀元前300年代の人です。稀代の戦略家といわれ、
まぁめちゃくちゃチート級に強かったんですね。
そんで大帝国を築いたと。
すごいですね、これが。
ギリシアからメソポタミア、エジプト、ペルシャ、そしてなんとインドまで。
これが、ひとつの世界の転換期となったといえるでしょう。
ものすごい多文化をわーとまとめ上げたわけですから、
アレクサンドロスの征服によって、彼の死後にも
文化にものすごい影響を与え、これがヘレニズム文化と呼ばれるものなんですね。
具体的に言うと、古代ギリシアの文化と古代オリエントの文化を融合させたものと。
「ギリシア風文化」って意味です。
アレクサンドロスの征服によって、交易の面からギリシア世界が急拡大したんですね。
これがシンクレティズムと呼ばれる現象ですね。
別々の色んな信仰とか文化とか思想とかいろいろが混ざり合うというすごいことなんですねこれが。
他にも当時の世界観は「コスモポリタニズム」と呼ばれまして、これは世界市民主義という考え方で
当時のこれまでの国家や民族といったグループや考え方をとっぱらって、
ただひとつの「世界」というコミュニティに属すべきという考え方です。
ポリスといったら古代ギリシアの都市国家という意味ですからね。
で、ヘレニズムとなると、こっからは美術史の話になるんですけど
有名なのは「ミロのヴィーナス」や「ラオコーン像」ですね。
特徴としてはダイナミックに身体を捻じったポーズをとっているやつ、です。
美術の教科書にでてきますね、ラオコーン像の彫刻。
蛇がおっさんに巻き付いて、ぐわー---ってやつです。一度見たら忘れないあれです。
そんで、このギリシア風の文化を、今度は古代ローマ人が継承していくのです。
だからローマの文化がギリシアのパクリみたいなのは、そういうわけです。
一方そのころ、時はアレクサンドロス大王の死後100年後くらい、
ヘレニズム文化が興っていた時代は、
中国では秦の始皇帝が即位しておりまして、兵馬俑とかアニメの「キングダム」(知らんけど)の人ですね。
我が国、日本では弥生時代に起きていたことです。
と、そんなことを思い出したりまた調べなおしたりしながら、
おもしろー---い!!
とみていました。
アケメネス朝ペルシャとかの本読んでたから、最近は古代ブーム来てます。
私の中で。
はい、というわけでございました。
今からカレーを食べます。
おつかれさまでした~!!
◇あとがき
ここのところ疲れすぎて疲れたしか言っていない自分が嫌になるので、生産的なことをしていこうという意味でもラジオはやっていてよかったなぁと思います。
ラジオって何を話せばいいのかわからんなぁと思っていましたが、大好きな世界史について復習すればよかったのですね。
これで今後のネタには困らなそうです( ´∀` )
もちろんClariceがここで説明していることも説の一つにすぎませんから、間違ってるよとなってもそれはあり得ることです。
大学ではそうしてレスバトルしてきたのです。
しかし、ここでそのようなことは望みませんので、平和的にいきましょう。
こんなときこそ、コスモポリタニズムの精神です。
私も動画を録るうえで、一応調べることはしていますが感覚的にぺらぺらと喋っている部分もあるでしょうから、興味のある方は調べ直して自身の糧にしてください。
私、いつも趣味で世界史を学ぶことを全力で推奨するのですが、その理由として、一生ネタが尽きることがないからです。
そして、決まった学び方がないから、ずっといろんな切り口から深めることができます。
もちろんゆがんだ歴史観を自身の主張の武器にして誰かを攻撃するようなことは決してあってはなりません。
常に客観的、多角的視野でもって冷徹にものを見極めるよう努めることが大事です。
そこで得られた知識は、絶対に現代の事象を見る力につながります。
さぁ、ようこそ世界史沼へいらっしゃいませ(^^)/
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪