こんばんは、Clariceです。
今日は、愛しの友人達との会話の中から、センスいいなぁと感激したものを紹介します。
昨年末に、オンライン通話などで数日間忘年会ラッシュがありました。
一緒に学生時代を謳歌した(?)同朋達ばかり。
へんてこだけど微笑ましい空気感、おすそわけです(^^)/
その1
・「ゼミの○○センセ、研究期間に向けて、剃髪したらしいよ」
→「剃髪(ていはつ)とは。意味や解説、類語。[名](スル)1 髪を剃 (そ) ること。 特に、仏門にはいる際、髪を剃り落とすこと。落飾。(goo国語辞書より)」
一瞬、脳で変換に戸惑ったわ。日常の話し言葉で出てくるワードじゃない。
ちなみに、教授は仏門に入ったわけじゃない。
その2
・「最近ロックバンドにハマっているの。特に'80~'90年代の。私、すぐに夢見ちゃうからさ。みんなでロックバンド組もうよ」
→発言の主は、日本画の屏風画研究者のタマゴです。彼女、温和なわりにけっこう尖ってて、大好きなんです。ラップも上手なの。
その3
・「やっぱりこうやって何でも話せる友達って貴重。トリの話でこんなにノッてくれるの、みんなくらい」
→彼女は大のトリ好きなのだ🐓現在、IT企業に勤めている。最推しは、ハシビロコウらしい。
その4
・「就職せずにバックパッカーとして世界一周するんだって意気込んでた○○ゼミの彼はどうしてるのかな」
「公務員になるために、勉強してるらしいよ」
→まじか…(白目)
友人の妹が専門学校で仏像彫ってるとかも聞きました。仏師になるのかなぁ。
保険会社の営業マン、銀行マン、商社マン、駅員さん、事務員さん。社会福祉士さん。百貨店勤め。学芸員。教員。
ちなみに洩れなく女性です。みんなみんな、違う環境で本当によく頑張ってる( ;∀;)
オンラインだろうとオフラインだろうと、みんな集まれば、いつも開口一番は「仕事しんどくて」です。
転職考えてるコも多い。(転職するする詐欺はもっと多い)
かと思えば、「転職というより、退職したい」というパワーワードを発する強者も。
ゆとりに片足突っ込んでて、ごめんなさい。
でも、みんな絶対にお互いを否定しない、できた友人達。
変人ばっかりの、どろどろのやさしい沼で、傷をなめあう。
社会の理不尽を、一緒に憤り、一緒に笑い飛ばすのです。
これこれ。これぞ心の処方箋。明日を生きる活力。
学生時代、研究やらなんやらに明け暮れて、長いこと俗世を離れていた私たちには、こんな居場所が必要なのです。
ちなみに、この記事のタイトルの誕生秘話。
「隣の芝生って普通青く見えるもんだけど、みんなの話聞いてたら、そうでもないなって。
なかなか枯野原に見えるよね。自分の境遇、捨てたもんじゃないかもね」
っていう会話から生まれました。なかなか秀逸じゃないですか。
さて、今夜はこんなところで。
年末年始、ブログをたくさん書く時間が取れて、とても楽しいです♪
今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございます(^^)