印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』についての覚え書き

こんばんは、Clariceです。

結局、先月と先々月は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を2度観に行き、5月23日の上映終了に向けてもう一度観に行きたいと思っています。

興行収入は45億を突破したようです。


youtu.be


仕事以外では、SEEDシリーズのことしか考えてなかったと言っても過言ではないですが、職場にも同じような人は何名かいました。

(後ろの席に座っていた同期の女子でさえも観ていたのには驚いた)


やはり、デュランダル議長の提唱したディスティニープランは失敗だったと腕を組みながら、職場のマネジメントに置き換えて休憩時間に話したのは言うまでもありません。

ディスティニープランというのは、遺伝子操作により能力や外見を調整して新人類を作り出し、適材適所の役割を与え、その職に就かせるという計画です。

その過程で、好戦的、利己的な個体は消去されます。

つまり、遺伝子レベルの管理社会構想です。
(これぞ究極のディストピア!)


ちなみに、我が職場における私の代は能力判定&心理テストを受け、機械的に割り振られ、それに忠実に応じた場への配属となりましたが、とんでもない離職率を誇ります。

暗黒の世代です。

かくいう私も異動してなかったら、つまりテスト通りの配属先に居たら、辞めていたと思います。

夜勤がしんどかったのもありますが、なんというか希望をもてず、未来が描けなかったのです。



ガンダムSEEDシリーズのストーリーは、簡単に言うとこんな感じ。(Clarice的、超解釈)

西暦を越えた、コズミック・イラという未来の暦での話。

遺伝子研究が進み、人間も遺伝子操作で思うような能力や外見を持って生み出せるようになりました。

そうして生み出されたのが、遺伝子を調整されたコーディネイターです。

反対に、遺伝子操作を受けていない人間は、ナチュラルと呼ばれるようになりました。

能力の高いコーディネイターは地球において、ナチュラルからの嫌悪と遺伝子操作の偏見から差別を受け、宇宙へ進出し、プラントというコロニーを作り、そこで暮らしました。

ナチュラル対コーディネイターの亀裂が深まる中、ついに、地球側からコーディネイターたちの住まうプラントへ、核が撃ち込まれます。

多くの命を奪われたコーディネイターは、地球へ攻撃を仕掛けます。


そして、中立国であるオーブという国も侵攻の対象の例外ではありませんでした。

なぜならその国の地下に、兵器であるガンダムが隠されているからなのでした。


中立国には、ナチュラルとコーディネイターが一緒に暮らしていました。

オーブに住んでいたごく普通の大学生キラ・ヤマトは、コーディネイターですが、争いを好まず、中立国の地に暮らしていたのです。

しかし、白兵戦に巻き込まれ、その隠されていたガンダムに乗ることになってしまいました。

キラは、本来プラント側につくべきコーディネイターでありながら、ナチュラルの友人たちを守るために、地球側としてアークエンジェルという戦艦に乗り、戦うことになります。

コーディネイターの幼馴染であり親友のアスラン・ザラと戦火を交えながら、お互いが苦悩します。

これが、ガンダムSEEDの無印です。

ここから、SEED DESTINY、劇場版のSEED FREEDOMと、話が続いていきます。

SEED は核エネルギーでガンダムが動いたりとなかなか社会的だという印象です。

ニュートロンジャマーキャンセラーという操置は、核分裂を強制的に停止させるもので、それにより原子力発電が動かせなくなり、インフラの停止、食糧難で大量の死者が出たり。

だからといってなんだというわけではありません。フィクション世界の話ですし。

しかし、大人になった今の方が色々と刺さりました。


また、私は男の友情とか友情の殴り合いがなにより好きなので(腐女子ではない)、人間ドラマとしても最高でした。

平成のガンダムとして、機動戦士ガンダムのオマージュ要素も盛りだくさんなので、そのへんも熱いです。やっぱり王道がいちばんです。


テレビ版で消化不良だった2期主人公のシン・アスカが愛機のディスティニーで活躍するの、救われた気分だったなぁ。

でも1番好きなのココ。

アスランに殴られるキラの図」(名シーン)

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