印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

2022-06-07から1日間の記事一覧

とある芸術家の冴えない半生がシュールに、ユーモアたっぷりに描かれる。篠田節子『肖像彫刻家』感想

篠田節子『肖像彫刻家』新潮文庫(2022年4月) 芸術家の道を諦めた中年バツイチの正道。心機一転、八ヶ岳山麓に移住するが、本場イタリア仕込みの腕を振るった女神像は、あらぬ場所に置かれてしまう。それでも注文には心を込めリアルな彫像を造った。だが、…

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