印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

2021-02-03から1日間の記事一覧

18世紀パリを嗅覚で楽しむという恐るべき読書体験。ーパトリック・ジュースキント『香水 ある人殺しの物語』感想

パトリック・ジュースキント(訳・池内紀)『香水 ある人殺しの物語』文藝春秋 (2003) 18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに図抜けた嗅覚を与えられていた。真の闇夜でさえ匂いで自在に歩きまわることができるほどの嗅覚──。異才はやがて香水調合師…

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