印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

音楽道はイバラの道か

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何気なくテレビを流し、「1周回って知らない話今夜くらべてみました」を見ていると、高嶋ちさ子さんが出演していらした。
(Clarice、このお方のファンなのだ)


高嶋さんプロデュースの12人の美女ヴァイオリニストさんたちのコンサートは一度足を運んでみたいと思う。

一緒に見ていた者たちは、言い方きついなー怖いなーと言っていたが、私の感想としてはプロだったらぜんぜん普通の指導じゃない?だった。

音楽って結局、体育会系に負けず劣らずキツイもんだからなぁ。


部活動やサークルみたいな遊びでやってた集まりでも、コンサート前には必ずといっていいほど泣くものが出ていた。



自分は今まで、コーラス、ゴスペルと大人数の中で歌うことをやってきた。
男女混声だったが、その比率からして、ほぼ女の園である。

言い方悪いけど、おのずと能力から力関係が形成される。。


高校時代のコーラス部では部長をやっていたのだが、まぁ本番前の追い込みでは空気は悪くなるんだよね。
(本当に怖いのは、OBやらOGだったりするのだが)

パートごとに対立が生まれるのは、本当にどこのコミュニティでもけっこうあるあるじゃないかしら。
なんていうか、私の所属していたソプラノはどこも圧倒的に気がキツかった。


歌唱中は、音はずしたら、みんな視線で訴える
絶対音感のある強者が手を叩いて、早々にバンドの演奏を止める
→発覚したら、個別特訓

なんていうか、この経験により、己のなかで異常なまでに和を貴ぶ協調性が形成された気がする。


音楽系の集まりってみんな基本的に主義主張の激しい者で混沌としているから、音楽性の違い(笑)やらなんやらで、ほんとうによく意見が対立するのである。
(山や高原にカンヅメになる合宿では、脱走しようかと思ったときもあった)

プロなんてなおさら、負けん気が強くないと、やってられないんだろうなとつくづく思う。

でも、そういう影の泥臭い舞台裏があるからこそ、本番のステージでライトを浴びて輝けるのだろう。

パフォーマンスって多分そういうもんだ。



今朝、久しぶりに見た夢。

本番直前なのに歌詞がぜんぜん覚えられていない状態で舞台袖にいるというアレ。
飛び起きるように目が覚めて、これもなんだか懐かしいなと思った。


Clariceは舞台で何度か歌詞をとばしたことがある。

というか、どこを歌っているのかわからなくなった。酷い!笑

そういえば、同じく歌詞をとばしたメンバーが本番で即興で歌詞を作っていたことを思い出した。(英語の歌詞だからバレなかったのである!)


バイト先にもバンドのボーカルやってる子がいたんだけど、歌詞とばしたときどうしてる?って聞いたら、笑顔でリズムにのってたと言ってたなぁ笑
(最前列で観ていた友人は爆笑していたらしいが)

これが、お金もらうとなると、笑ってられなくなるよね。
依頼先で、お叱りを受けたこともあった。

だから、やっぱりプロってすごいよねぇと思う。

本番前って、本当に手足ががたがた震えるし、吐きそうになるもん。
ステージに立つとアドレナリンが出るから何とでもなるんだけど。。

社会人になってからは、もっぱら舞台を楽しむ側に転じている。



音楽が嫌になったこともあったけど、いまはあくまで「楽しむ」ってのがポリシーだなぁ。

音楽ってやっぱり、好きな音を楽しむことで栄養になると思う。


先日、大好きな友達から、またぼちぼち音楽しない?って連絡がきた。

やはり、そんな声かけがなにより嬉しいのである。




今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪
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