印象をただよう告解部屋

キラリと思い浮かんだことあれこれ

奨学金を一括返還からの教育の話

おはようございます。Clariceです。

私は、奨学金を利用して大学に行っていました。

その返還をもう一括して、支払ってしまおうということで、手続きを済ませました。

幸いにも利子なし第一種の制度を受けることができていたので、支払う総額は同じなんです。

これは返還している間何となくもやもやと付きまとう不安感を払拭するためです。 


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前倒しで早いうちに支払ってしまいたいとは思っていたのですが、思っていたよりも早く返すことができてホッとしております。

二年続けた夜勤が効きました。
というか、勤務時間がそんじょそこらのOLの比ではない。サラリーマン男性の感覚です。


肩の荷が降りたような気分です。

ようやく過去の自分の経済的面倒を見なくともよくなるのか、と。。


といっても、なんとなく「奨学金」という言葉は忌み嫌われるイメージなんですが、もう本当この制度さまさまです。

大学の授業料というのは、マジに高額です。やばいです。

しかしながら、私の大学生活はプライスレスの有意義なものでした。

その程度のはした金、社畜して支払ってくれてやります。


多分、人生のどの局面でも「大学生だったあの頃に戻りたい」と言い続けると思います。

授業は楽しかったし、毎日とにかく充実していたんですよね。

ですが、「あの頃は良かった」ばかりも言っておれないので、一括返還を以てけじめをつける次第です。


私はお勉強が大好きでした。
地頭は決して良いとは言えないです。(仕事で証明済み)

しかし、知識吸収に関してものすごく貪欲です。

もともと好奇心旺盛な性格だというのもありますが、

教育が当たり前に受けられるものではない、というのが何となくわかっていたからです。


高校で教科書代を支払ってもらうのも、何というか気が引けました。
塾には行ったことがありません。

そうです。教育というのは、お金がかかるのです。


ピアノ教室に通わせてもらっていた時は、月謝が発生していることに罪悪感を覚えていました。

次第に耳コピによるいい加減な即興演奏を覚えました。(これ必要に駆られてできるようになっただけ)


新聞は、読んでない日が勿体ないと止めることになりました。
当時はスマホを持っていなかったので、新聞なかったらどこから情報を得るんだと思いました。
子供のころから、テレビのニュースは報道の切り取り方が嫌いでした。


教育は、お金がかかっています。

このお金に対するストレスというのは、本当に精神を蝕んでいきます。
しかし、思いやりの心と協力があれば克服できるとも思います。

世の中のお父さんお母さんは本当に偉いなと思います。

将来、私は自分の子に罪悪感無くきちんと教育を受けさせてあげられるだろうか、とぼんやり思います。


当たり前では、ありません。

親の働いたお金で、自分の好きな勉強するために大学院まで行き、その後社会になじめないから死にたい、などと言うのは、正直共感できません。

この考え方の違いには、親からのプレッシャーのあるないも関係するのかもしれませんね。


私が、感謝していることには。

親から勉強しなさいと言われたことは一度もありません。

そんなに活字ばかり読んでたら病む!と言われてきました。もっと子供らしくと。

その反動で、がりがりと勉強して返済額の少ない公立大学に行けました。
そこで、ずっとやりたかった専攻に進めたので、もう悔いはありません。

自分は、結果として全然これで良かったと思います。


しかし、自分は特殊な環境で育った変異種です。次世代となると。。教育って難しいですねぇ。

「勉強しておけば、将来やりたいことができたときに、選択肢が増えるよ」とか?
むろん遊ぶのも忘れずに、です。

テレビゲームもスポーツも音楽も、自分は部活動等を通して一通りやってきたので、それは確実に人生を豊かにする経験だと言い切ります。


大学時代、優秀な学友たちの中で、幼少期に抑圧され、歪んだ形でその欲求が表出する友人たちを近くで見てきました。


禁欲的な家庭で育った友達は、大人になってからすごい何かにのめりこむ。傾向がある気がするのです(ド偏見)。

あと、自己肯定感にもろに影響する気がします。

その点、自分は謎の肯定感に満ち満ちているのがわかります。
何かあれば時として、自己嫌悪に陥ることはあるけども。


まぁ、しかし、なんでしょう。
自分の人生です。いつまでも囚われていては、人生終わってしまいます。


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日常系アニメで「日曜日なのに家でぐーたらして!」というセリフがあると、自分のことかとドキッとしてしまうのです。
こんなんじゃだめだなぁと思います。オンオフ切り替えて、どちらも活動的に在りたいのに。

しかしまぁまだ、OLは自由気まま、気楽でよろしい。


いや、甘えてもおれません。
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つ友達は、数人いるのですが。

彼女たちと話していると、自分がいかにのらりくらりとしているか痛感します。

時代は、貯蓄から投資に。。ですか。考えることは山積みです。

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