こんばんは。
遅ればせながら、朝イチで観てきました。『鬼滅の刃 無限列車編』。
◇映画を観ることのワクワク◇
人の少ない時間帯を狙って。ちょい田舎の映画館を目掛けて。
読み通り、広いシアターには、私の他に数人しかいませんでした。
久しぶりの映画館にワクワクしながら、コーラのSを買いました。
上映中に飲みきるには、十分に大きいサイズでした。
ひとり映画、好きなんですよね。
映画は、これまたひとりで観に行った「アナ雪2」以来かな。
ぜったいぜったい泣くと思って、ハンカチ2枚とポケットティッシュを鞄に入れて。
やっぱり、映画って楽しいね。
予告みてても、面白そうな映画がたくさんでした。
(※映画の感想は、ストーリーのネタバレを含むため、区切ってあとに書きます。)
また、こっそり来たいな。
平日休みがあるのが、私の仕事のいいところ。
学生の頃は自分にとって映画館ってプチ贅沢な娯楽感覚だったのですが、自分でお金を稼ぐようになってから、それが自分の好きな時にできて、最高です。
帰りに、ちょっと綺麗な淡い色の布マスクを買いました。
幸せ幸せ。
さて、ここまでがOLとしてのわたしだ。
ここからは、内なる老害ヲタの方のわたしが「鬼滅の刃 無限列車編」について発言する。
ネタバレあります。ちょっとひねくれてます。閲覧注意です。
◇かんたんにあらすじ◇
炭次郎たちの任務地は、行方不明者が続出しているという無限列車。
仲間の善逸、伊之助、禰豆子と無限列車にて合流するは、鬼殺隊の最高位の剣士である柱のひとり炎柱・煉獄杏寿郎。
列車内には、人を喰らう鬼が潜んでいるという―
◇個人的感想◇
大正時代の夜行列車の雰囲気が、いい感じ。
切れかけの照明とか、駅弁とか、駅員さんが車両を回ってきて切符を切るのとか。
外の風景とか、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』っぽいなぁと思った。
あとあと、ポスターにも炭次郎とともに描かれている鬼の、下弦の壱・魘夢。
この鬼、手の部位が勝手に動いて、手の甲に口と目がついてるんですよ。
『寄生獣』のミギーを彷彿とさせる気味の悪いデザイン。。
あと、この鬼の魘夢さん。
鬼には血気術という、個々の特殊能力があるんですけど。
彼の術は、夢を見させること。
幸福な夢をみせたあとに、悪夢みせて絶望させる。
そのあいだに、人を殺すというイヤな鬼だ。
ここからネタバレ!!
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この鬼の魘夢、第二形態があるのだが、ドラクエ7のラスボス、オルゴデミーラを彷彿とさせた。
中盤から正体を現した無限列車は生物兵器のようになり、最終ダンジョンのダークパレスさながらの列車となる。
あと、やばいと思ったのは、鬼の術で夢を見ている者は、自決しなければ覚めないという点。
だから、何度も術にかけられた炭次郎は、夢の中で何度も何度も自分の首をはねる。
これ、子供見たら泣くかもな(;^ω^)
なんか、これまた「コードギアス 復活のルルーシュ」を思い出す。
あれは、夢ではなかったが。
敵の女のギアスが、「自分が死んだときに6時間前の自分に意識が戻るギアス」だった。
だから何度も何度も、銃で自殺してたのを思い出した。ヒェェェ。
とかなんとか。
もう、もっと集中して観なさいよ。自分。
良かったのは、列車の乗客を守るために仲間が共闘するシーン。
炭次郎が伊之助と。善一が禰豆子と。そして圧倒的に強い煉獄さん。
前のめりになって観てた。
台詞、良い。これはやっぱり人の心をつかむなぁと。
こてこての、名言に次ぐ名言。
昨今忘れがちな、性善説の大切さを思い出す、素晴らしい映画ではないか。
それが、今の時世に強く響いたのではなかろうか。
わたしも、心を改めねば。
◇歌について◇
梶浦さんが作曲して、LiSAさんが歌う「炎」はいいなぁ。
そいえば、「機動戦士ガンダムSEED」(2002-2003)の挿入歌で、同じく梶浦さんが作詞作曲された「暁の車」「焔の扉」。
これらも、火が歌詞に出てきた。(梶浦さん作曲のKalafinaが歌うblazeも勿論良い。)
「暁の車」
優しい手にすがる子供のこころを
燃え盛る車輪(くるま)は振り払い進む
「焔の扉」
風よ今強くこの身にまとった炎を支えて
以下、今作の主題歌。
「炎」
僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い
手を取りそして離した 未来のために
どちらも、形は違えど、アニメ界の歴史にその名を刻んだ名作。
並べてみると、なんかエモいな。
おわる。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^♪